2019/08/27 09:01

「家族のこころの病気を子どもに伝える絵本」シリーズ(ゆまに書房)、統合失調症編は前編・後編の二本立て。

主人公ホロちゃんのお母さんが統合失調症になったというお話です。

前編は、お母さんが入院を経て退院するまで、写真の後編では自宅療養の経過を描きます。

ホロちゃんのペースを大切にしながら、いつも変わらない穏やかなかかわりをする「ゆらお姉さん」は、大人のモデルとして描きました。

第三者のかかわりは家庭の風通しをよくします。そこから新しい視点が生まれたり、ピンチのときに助けになったり。




ホロちゃんの疑問にこたえて、お母さんの病状や見通しの説明をしているシーンの一コマです。
この絵本は、チアキの最初で最後の水彩画の絵本でもあります。

統合失調症は、およそ100人に1人がかかるとても身近な病気です。

だれでもかかる可能性があるし、思春期頃から発症がふえる若者に多い病気でもありますー

ーもっと知識や情報がひろがってほしい...

巻末には病気の説明ページもついています。


注文ページ

》『お母さんどうしちゃったの─統合失調症になったの・前編』

》『お母さんは静養中─統合失調症になったの・後編』


イベントなどで啓発用に上映できるパワーポイントデータの販売も始めました

スライドデータ+絵本2冊「お母さんが統合失調症になったの・前後編」セット


サイト「子ども情報ステーション」ではイラスト入りで病気について学べます。

印刷用まとめシートもあります。

イラストで学ぶ統合失調症