[イラスト入り]絵本『ボクのせいかも…─お母さんがうつ病になったの─』

家族のこころの病気を子どもに伝える絵本①
『ボクのせいかも・・・─お母さんがうつ病になったの─』

著者：プルスアルハ　細尾ちあき（お話と絵）／北野陽子（解説）
ゆまに書房
定価1,500円＋税　
ISBN978-4-8433-4112-4
B5判／上製／48頁　　
2012年12月刊行
作者：チアキのイラストが入ります

親がうつ病になったときの、子どもの気持ちの理解とかかわりをテーマにした、日本で初めての絵本です。前半は、小学校低学年の主人公スカイの視点の物語。後半は、ベージに添ったくわしい解説です。病気について子どもに伝えるときのポイント集、相談先リストもついています。

【絵本のあらすじ】

主人公のスカイは、お母さんの元気がない様子に、「どうしたらいいんだろう？」「ひょっとしてボクのせいかも…？」と感じています。週末は祖母の家で過ごすなど、生活の様子が変わるのに、説明はないまま。聞いてはいけないことのように感じて、ひとりぼっちな気持ちでいます。
悲しくなっているスカイに声をかけたのは、お父さんでした。「スカイのせいじゃないよ、病気のせいなんだよ」のことばに、スカイはちょっぴり安心します。

【対象年齢と使い方のヒント】

子ども〜大人まで（小学校低学年までは大人と一緒に）
主人公のスカイは、小学校年生の設定ですが、すべての年代で活用できます

・大人が読んで子どもの気持ちを知り、日々のかかわりのヒントに
・子どもといっしょに読んで、話をするきっかけに
・子どもがひとりで読める場所に置く
・病院や相談室の待ち合いなどに置く
・支援者の方からご家族へ紹介する
・朗読会などで朗読して、多くの方に子どもたちの存在やケアについて知ってもらう　など

【送料・発送日について】

クリックポストでの発送です。送料350円かかります。
発送は原則週2回行っています。
（祝日が重なった場合など週1回になることもあります）

＊pulusualuhaのyoutubeチャンネルで、全編の朗読動画を公開しています。作者チアキの関西弁版と、標準語版があります。